2019年 秋期 ITサービスマネージャ 午前II 問24

メールサーバ(SMTPサーバ)の不正利用を防止するために、メールサーバにおいて行う設定はどれか。

 ア  ゾーン転送のアクセス元を制御する。
 イ  第三者中継を禁止する。
 ウ  ディレクトリに存在するファイル名の表示を禁止する。
 エ  特定のディレクトリ以外でのCGIプログラムの実行を禁止する。


答え イ


解説

 ア  ゾーン転送のアクセス元の制御はDNSサーバで行う不正利用の防止方法です。
 イ  SMTPの不正利用を防止するには第三者中継を禁止にする必要があります。
 ウ  ディレクトリに存在するファイル名の表示の禁止はHTMLサーバで行う不正利用の防止方法です。
 エ  特定にディレクトリ以外でのCGIプログラムの実行禁止はHTMLサーバで行う不正利用の防止方法です。


キーワード
・SMTPの脆弱性

キーワードの解説
  • SMTPの脆弱性
    クライアントからメールサーバへメールを転送したり、メールサーバ間でメールを転送するときに使用するプロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)には、利用者を認証する機能(ログイン機能)がないので、メールサーバにアクセスできれば、誰でもメールを送信することが可能であるという問題があります。

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