システムのテスト中に発見したバグを、原因別に集計して発生頻度の高い順に並べ、累積曲線を入れた図表はどれか。
ア |
散布図 |
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イ |
特性要因図 |
ウ |
パレート図 |
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エ |
ヒストグラム |
答え ウ
【解説】
ア |
散布図は、二つの特性間の相関関係を判断するときに使用する図です。 |
イ |
特性要因図は、原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ、結果に対してどのような原因が関連しているかを探すために使います。 |
ウ |
パレート図は、要因別に集計して発生頻度の高い順に並べ、累積曲線を入れた図表です。 |
エ |
ヒストグラム(度数分布図)は、収集したデータを幾つかの区分に分類し、各区間に属するデータの個数を棒グラフとして描き、ばらつきをとらえるために使用します。 |
【キーワード】
・パレート図
【キーワードの解説】
- パレート図
不良品などについて、発生原因ごとに分類し、発生原因を発生頻度の大きい順に並べて棒グラフにして、累積を折れ線グラフにしたものです。
パレート図を作成することで、どの発生原因の除去(対処)を行うと、不具合の発生頻度がどの程度改善するか分かるので、対策案を作成するのに使用します。
パレート図で頻度の高い要因からA、B、Cとランク付けしたものがABC分析になります。
もっと、「パレート図」について調べてみよう。
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