複数のハードディスクを論理的に一つのものとして取り扱うための方式@〜Bのうち、構成するハードディスクが1台故障してもデータ復旧が可能なものだけを全て挙げたものはどれか。
| @ | RAID 5 |
| A | ストライピング |
| B | ミラーリング |
| ア | @、A | イ | @、A、B | ウ | @、B | エ | A、B |
答え ウ
【解説】
| @ | RAID 5は、データを復旧するためのパリティデータを分散して記録するので、構成するハードディスクが1台故障してもデータ復旧できます。 |
| A | ストライピングは、データを分散して保存しているだけなので、構成するハードディスクが1台故障するとデータ復旧ができません。 |
| B | ミラーリングは、データを複数台のハードディスクでコピーしたものなので、構成するハードディスクが1台故障してもデータ復旧できます。 |
【キーワード】
・RAID
- RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、レイド)
複数のハードディスクを組み合わせて、高速アクセスや高信頼性を実現するための技術。
RAIDで構成されるハードディスクはユーザーからは、仮想的に1つに見える。
RAIDには0から6までの7つのレベル(方法)がある。- RAID 0
複数のディスクにデータを分散させて格納して高速化を実現(ストライピング) - RAID 1
複数のディスクに同じデータを格納して高信頼性を実現(ミラーリング) - RAID 2
ビット単位での誤り訂正専用のディスクを用意して高信頼性を実現 - RAID 3
ビット単位でのパリティ専用のディスクを用意して高信頼性を実現 - RAID 4
ブロック単位でのパリティ専用のディスクを用意して高信頼性を実現 - RAID 5
ブロック単位でのパリティを分散して記録して高信頼性を実現 - RAID 6
ブロック単位でのパリティを分散して複数箇所に記録して高信頼性を実現
- RAID 0
もっと、「RAID」について調べてみよう。
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