Webサーバ上において、図のようにディレクトリd1及びd2が配置されているとき、ディレクトリd1(カレントディレクトリ)にあるWebページファイルf1.htmlの中から、別のディレクトリd2にあるWebページファイルf2.htmlの参照を指定する記述はどれか。
ここで、ファイルの指定方法は次のとおりである。
| [指定方法] | |
| (1) | ファイルは、“ディレクトリ名/…/ディレクトリ名/ファイル名”のように、経路上のディレクトリを順に“/”で区切って並べた後に“/”とファイル名を指定する。 |
| (2) | カレントディレクトリは“.”で表す。 |
| (3) | 1階層上のディレクトリは“..”で表す。 |
| (4) | 始まりが“/”のときは、左端のルートディレクトリが省略されているものとする。 |
| ア | ./d2/f2.html | イ | ./f2.html | |
| ウ | ../d2/f2.html | エ | d2/../f2.html |
答え ウ
【解説】
カレントディレクトリd1からターゲットとなるファイルf2.htmlのあるディレクトリd2は1階層上がったルートの1階層下にあるので“../d2”であり、ファイルはこのディレクトリの中にあるので../d2/f2.html(ウ)で表すことができる。
【キーワード】
・ディレクトリ指定
- ディレクトリ指定
ファイルシステムを搭載しているコンピュータでは、ファイルをディレクトリ(フォルダ)を使って階層的に管理しているため、ファイルへのアクセスを行うためにはディレクトリの指定が必要である。
ディレクトリの指定方法には絶対指定(絶対パス)と相対指定(相対パス)があり、- 絶対パスは、ディレクトリをルートから指定する方法。
- 相対パスは、現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)から指定する方法。
もっと、「ディレクトリ指定」について調べてみよう。
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