平成31年 春期 基本情報技術者 午前 問25

音声のサンプリングを1秒間に11,000回行い、サンプリングした値をそれぞれ8ビットのデータとして記録する。
このとき、512×106バイトの容量を持つフラッシュメモリに記録できる音声の長さは、最大何分か。

 ア  77  イ  96  ウ  775  エ  969


答え ウ


解説
1秒間に11,000回のサンプリングを行い、1回のサンプリングで8ビットのデータを記録するから、1秒間に記録するデータ量は
 8ビット×11,000回 = 88,000ビット/秒 = 11,000バイト/秒 = 11×103バイト/秒
であり、1分間だと
 11×103バイト/秒×60秒/分 = 66×104バイト/分
記録するフラッシュメモリの容量が512×106バイトなので、記録できる時間(分)は
 512×106バイト÷66×104バイト/分 = 775.75…(分)
なので、775分(ウ)記録できます。


キーワード
・サンプリング

キーワードの解説
  • サンプリング(sampling、標本化)
    一定時間ごとにデータを記録することです。
    記録する時間間隔が短いほどもとのデータに忠実なデータの変化をとらえることができます。

もっと、「サンプリング」について調べてみよう。

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