ソフトウェアのテストツールの説明のうち、静的テストを支援する静的解析ツールのものはどれか。
ア |
指定された条件のテストデータや、プログラムの入力ファイルを自動的に生成する。 |
イ |
テストの実行結果を基に、命令の網羅率や分岐の網羅率を自動的に計測し、分析する。 |
ウ |
プログラム中に文法上の誤りや論理的な誤りなどがあるかどうかを、ソースコードで分析して調べる。 |
エ |
モジュールの呼び出し回数や実行時間、実行文の実行回数などの、プログラム実行時の動作特性に関するデータを計測する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
指定された条件のテストデータや、プログラムの入力ファイルを自動的に生成するのは、テストデータ準備ツールです。 |
イ |
テストの実行結果を基に、命令の網羅率や分岐の網羅率を自動的に計測し、分析するのは、カバレッジツールです。 |
ウ |
プログラム中に文法上の誤りや論理的な誤りなどがあるかどうかを、ソースコードで分析して調べるのは、静的解析ツールです。 |
エ |
モジュールの呼び出し回数や実行時間、実行文の実行回数などの、プログラム実行時の動作特性に関するデータを計測するのは、性能モニタツールです。 |
【キーワード】
・静的解析ツール
【キーワードの解説】
- 静的解析ツール
プログラムのソースコードを実行することなくチェックし、矛盾点や誤りなどの検出を行います。
また、ソースコードが決められた規則どおりに書かれているかのチェックや、プログラムの複雑度の計測なども行います。(複雑なプログラムはバグが発生しやすい。)
もっと、「静的解析ツール」について調べてみよう。
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