Webシステムの負荷分散技術の一つである、ロードバランサ方式の特徴として、最も適切なものはどれか。
ア |
Webブラウザのキャッシュ機能によって負荷が均等に分散しない場合がある。 |
イ |
接続されたサーバの死活状態をロードバランサは考慮せずに選択する。 |
ウ |
複数のサーバそれぞれにグローバルIPアドレスの固定割当てが必要になる。 |
エ |
ヘルスチェックに失敗しているサーバをロードバランサは選択しない。 |
答え エ
【解説】
ア |
ロードバランサ方式の負荷分散では、Webブラウザのキャッシュ機能は負荷の分散に影響しません。(×) |
イ |
ロードバランサ方式の負荷分散では、接続されたサーバの死活状態を考慮して選択します。(×) |
ウ |
ロードバランサ方式の負荷分散では、複数のサーバそれぞれにグローバルIPアドレスの固定割当ては必要ありません。(×) |
エ |
ロードバランサ方式の負荷分散では、ヘルスチェックに失敗しているサーバを選択しません。(○) |
【キーワード】
・ロードバランサ
【キーワードの解説】
- ロードバランサ(load balancer、負荷分散装置)
1台のサーバでは処理を行うことができないような大規模なシステムにおいて、複数のサーバを用意しサーバへの要求を各サーバに割り振り負荷を均等化するとともに、各サーバの能力(性能)以上の要求を遮断する装置のことです。
利用者からはサーバは1台にしか見え、利用者からはサーバが複数台あることを意識する必要はありません。
もっと、「ロードバランサ」について調べてみよう。
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