平成31年 春期 情報セキュリティマネジメント 午前 問26

メッセージ認証符号の利用目的に該当するものはどれか。

 ア  メッセージが改ざんされていないことを確認する。
 イ  メッセージの暗号化方式を確認する。
 ウ  メッセージの概要を確認する。
 エ  メッセージの秘匿性を確保する。


答え ア


解説
メッセージ認証符号は公開鍵暗号を用いて通信データから固定長のコードを生成し、それを元の通信データと一緒に送信し、受信した側は通信データから同じようにコードを生成し、送信側の送ってきたコードと比較することで、メッセージが改ざんされていないことを確認します。(ア)


キーワード
・メッセージ認証符号

キーワードの解説
  • メッセージ認証符号(Message Authentication Code、MAC)
    通信コードの改ざん有無を検知し、完全性を保証するために通信データから生成する固定長のコード(メッセージダイジェスト)です。
    デジタル署名に似た技術ですが、コードの生成には公開鍵暗号方式ではなく共通鍵暗号方式を用います。

もっと、「メッセージ認証符号」について調べてみよう。

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