通信速度64,000ビット/秒の専用線で接続された端末間で、平均1,000バイトのファイルを、2秒ごとに転送するときの回線利用率(%)はどれか。
ここで、ファイル転送に伴い、転送量の20%の制御情報が付加されるものとする。
答え ウ
【解説】
単位時間あたりのデータ量は2秒ごとに1,000バイトで、制御情報が20%ですから、
(1,000バイト+20%)÷2秒=4,800ビット/秒
になります。
回線の通信能力は64,000ビット/秒ですから、回線利用率(%)は
4,800÷64,000×100=7.5%
(ウ)になります。
【キーワード】
・回線利用率
【キーワードの解説】
- 回線利用率
回線利用率はネットワークの回線の混雑度を示す値であり、
単位時間当りの通信のデータ量÷使用している回線の通信能力
の式で求めることができる。
通常、回線利用率としては60%が目安と言われています。
LANの場合、昔の同軸ケーブルの10Base-5では回線利用率が30%を超えるとエラー(衝突)が多くなり、性能がどんどん落ちてしまいました。
もっと、「回線利用率」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|