平成18年 秋期 基本情報技術者 午前 問79

デビットカードの決済方式はどれか。

 ア  後払い方式の決済を行う。
 イ  カード内で残高管理を行い、財布のように利用できる。
 ウ  前払い方式の決済を行う。
 エ  利用金額を預金口座から即時に引き落とす。


答え エ


解説

 ア  クレジットカードや約束手形(小切手)の説明です。
また、iDやQUICPayのようなチャージ不要の電子マネー(ポストペイ方式)もここに分類できます。
 イ  ICカードを使った電子マネーの説明です。
電子マネーには他にネット型があります。また、カードを用いた電子マネーは、プリペイド方式とポストペイ方式に分類できます。
 ウ  プリペイド式の支払いの記述です。
図書カードやQUOカードのような磁気カードと、EdyやSuicaのようなICカードを使ったチャージタイプの電子マネー(プリペイド方式)があります。
 エ  デビットカードの説明です。


キーワード
・デビットカード

キーワードの解説
  • デビットカード(Debit Card)
    デビットカードはクレジットカードと違い、支払いを行ったときに、直ちに預金口座(貯金口座)から引き落としが行われます。
    日本ではJ-Debitという名前でサービスが開始され、銀行(郵便貯金)のキャッシュカードで支払いが手数料なしで利用できることから、「銀行で現金を引き出して買い物をするつもりだったけど、銀行に行く暇がなかったのでJ-Dbitで」という利用をしている人が多いようです。(J-Debitでは何時に支払いをしても手数料がかからないため、ATMで引き出しをするより手数料の面で有利になります。)
    クレジットカードのように時間がたってから請求が来ると管理がたいへんという人にはいいですね。
    J-Debitの問題点は、小売店のレジのところでキャッシュカードの暗証番号を打ち込む必要があるので、暗証番号を盗み見される危険があることです。

もっと、「デビットカード」について調べてみよう。

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