プロセッサにおけるパイプライン処理方式を説明したものはどれか。
ア |
単一の命令を基に、複数のデータに対して複数のプロセッサが同期をとりながら並列的にそれぞれのデータを処理する方式 |
イ |
一つのプロセッサにおいて、単一の命令に対する実行時間をできるだけ短くする方式 |
ウ |
一つのプロセッサにおいて、複数の命令を少しずつ段階をずらしながら同時実行する方式 |
エ |
複数のプロセッサが、それぞれ独自の命令を基に複数のデータを処理する方式 |
答え ウ
【解説】
ア |
SIMD(Single Instruction, Multiple Data)の説明です。 |
イ |
動作周波数を早くする方法での高速化の説明です。 |
ウ |
パイプライン処理の説明です。 |
エ |
マルチプロセッサの説明です。 |
【キーワード】
・パイプライン処理
【キーワードの解説】
- パイプライン処理
プロセッサの実行速度を上げるためのCPU内の処理方法です。
プロセッサは1つ命令を処理するのに「F(命令呼出し)→D(解読)→A(アドレス計算)→R(オペランド呼出し)→E(実行)」といった順で行っている。
そのため、1回の命令を行うのに5ステップ(サイクル)かかってしまう。
パイプラインとは実行ステップ(E)を、毎サイクルで行うために、図のように命令をずらしながら処理する方法です。
もっと、「パイプライン処理」について調べてみよう。
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