ある商店が、顧客からネットワークを通じて注文(メッセージ)を受信するとき、公開鍵暗号方式を利用して、注文の内容が第三者に分からないようにしたい。
商店、顧客それぞれが利用する鍵の適切な組合せはどれか。
| 商店 | 顧客 | |
| ア | 公開鍵 | 公開鍵 |
| イ | 公開鍵 | 秘密鍵 |
| ウ | 秘密鍵 | 公開鍵 |
| エ | 秘密鍵 | 秘密鍵 |
答え ウ
【解説】
公開が気暗号方式を用いる場合、商店が秘密鍵、顧客が公開鍵を使用する。
顧客が商店に注文データを送る場合、公開鍵で暗号化を行うと、この暗号化されたデータを復号できるのは秘密鍵を持っている商店だけなので、注文内容を第三者に知られることはない。
なお、全ての顧客が同じ公開鍵を使用でき、顧客ごとに鍵を変える必要がない。
【キーワード】
・公開鍵暗号方式
- 公開鍵暗号方式
暗号化と復号で異なる鍵を使用する暗号アルゴリズムで、素因数分解の難しさに着目したRSA暗号方式や、楕円曲線上の離散対数問題に着目した楕円曲線暗号方式などがある。
公開鍵暗号方式では暗号化と復号で異なる鍵を使用するため、暗号化に用いる鍵で復号できないので、暗号化鍵の管理が容易である。
もっと、「公開鍵暗号方式」について調べてみよう。
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