答え エ
【解説】
キャッシュメモリのアクセス時間をC、主記憶のアクセス時間をM、キャッシュメモリのヒット率をr とすると、実効アクセス時間は
C×r +M×(1-r )
の式で求めることができます。
問題ではシステムA、システムBでキャッシュメモリのヒット率と実効アクセス時間が同じとなっているので、キャッシュメモリのヒット率をr とすると、
- システムA
C×r +M×(1-r )=15×r +50×(1-r )
- システムB
C×r +M×(1-r )=10×r +70×(1-r )
この、2つの式が等しいので、
15×
r +50×(1-
r )=10×
r +70×(1-
r )
となり、この式から
r を求めると
r =0.8
(エ)になる。