平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問71
SCMを説明したものはどれか。
ア
事業部門だけでなく企業内のすべての顧客チャネルで情報を共有し、サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め、業績向上に結びつける手法である。
イ
卸売業者・メーカーが、小売店の経営活動を支援してその売上と利益を伸ばすことによって、自社との取引拡大につなげる手法である。
ウ
企業全体の経営資源を有効活用できるように統合的に管理し、経営の効率を向上させる手法である。
エ
生産、在庫、購買、販売、物流など関連企業間で情報を共有することによって、全体の効率を向上させる手法である。
答え エ
【
解説
】
ア
CRM(Customer Relationship Management)の説明です。
CRMは、顧客とのやり取りを全社で共有することで、効率的な営業活動を行なうことを目的とします。
イ
リテールサポートの説明です。
卸売業者やメーカーが小売店に対し自社製品の販売の支援を行なうことです。
専門知識が必要な新製品の発売時に説明員を派遣することがリテールサポートの一つです。
ウ
ERP(Enterprise Resource Planning)の説明です。
ERPは企業全体の営業資源を有効活用するための手法です。
エ
SCMの説明です。
【
キーワード
】
・サプライチェーンマネジメント
【
キーワードの解説
】
サプライチェーンマネジメント(Supply Chain Management、SCM)
製品の受発注、在庫管理、物流、資材の調達など、企業活動全般を統合的に管理することで、余分な在庫の削減、効果的な資材調達を実現し、コスト削減受注から製品発送までの時間短縮を行なうための手法のことです。
自社だけでなく関連企業と情報共有する必要があります。
もっと、「SCM」について調べてみよう。
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