平成19年 春期 基本情報技術者 午前 問4

浮動小数点表示法における仮数が正規化されている理由として、適切なものはどれか。

 ア  固定小数点数とみなして大小関係が調べられるようにする。
 イ  四則演算のアルゴリズムが簡素化できる。
 ウ  表現可能な数値の範囲を拡大する。
 エ  有効数字のけた数を最大に保つ。


答え エ


解説
浮動小数点表示法では仮数部は固定のビット数が割り当てられ、どんな数値に場合でも仮数部は割り当てられたビットをフルに使って表現するため、仮数部としては有効なけた数が大きくなる。


キーワード
・浮動小数点

キーワードの解説
  • 浮動小数点
    小数の表現の方法の一つで、符号と指数部、仮数部に分けて数値を記憶する方法です。
    浮動小数点形式の表現を使用することで、絶対値が大きな数や、小さな数であっても、コンピュータで表現することが可能になります。
    一般的な浮動小数点の表記は
     (-1)符号×仮数×基数指数
    になります。

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