平成19年 春期 基本情報技術者 午前 問40

外部設計及び内部設計の説明のうち、適切なものはどれか。

 ア  外部設計ではシステムを幾つかのプログラムに分割し、内部設計ではプログラムごとのDFDを作成する。
 イ  外部設計ではデータ項目を洗い出して論理データ構造を決定し、内部設計では物理データ構造、データの処理方式やチェック方式などを決定する。
 ウ  外部設計と内部設計の遂行順序は、基本計画におけるユーザーの要求に基づいて決定される。
 エ  外部設計はコンピュータ側から見たシステム設計であり、内部設計はユーザー側から見たシステム設計である。


答え イ


解説

 ア  外部設計として書かれている内容は内部設計で行う作業である。
 ウ  必ず、外部設計を行ってから、内部設計を行う。
 エ  外部設計と内部設計の説明が逆になっている。


キーワード
・外部設計
・内部設計

キーワードの解説
  • 外部設計
    開発するソフトウェアの外部から見え方を設計することである。
    画面や帳票類のデザインや、通信データのフォーマット、API、データ処理の概要などの設計を行う。
  • 内部設計
    外部設計結果に基づいて、ソフトウェアの内部のアーキテクチャやデータ構造、アルゴリズムなどを設計することである。

もっと、「内部設計」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ