表の条件でA〜Eの商品を販売したときの機会損失は何千円か。
商品 |
商品1個当たり利益(千円) |
需要数(個) |
仕入数(個) |
A |
1 |
1,500 |
1,400 |
B |
2 |
900 |
1,000 |
C |
3 |
800 |
1,000 |
D |
4 |
700 |
500 |
E |
5 |
500 |
200 |
ア |
800 |
|
イ |
1,500 |
|
ウ |
1,600 |
|
エ |
2,400 |
答え エ
【解説】
問題のA〜Eで機会損失が発生するのは“需要数 > 仕入数”の関係になっている、商品A, D, Eです。
- 商品Aの機会損失額
(1,500-1,400)×1千円=100千円
- 商品Dの機会損失額
(700-500)×4千円=800千円
- 商品Eの機会損失額
(500-200)×5千円=1,500千円
よって、機会損失の総額は、商品A、D、Eの機会損失額の総和の
100+800+1,500= 2,400千円
(エ)になります。
【キーワード】
・機会損失
【キーワードの解説】
- 機会損失
需要があるのに、仕入れできずに売ることができなかったときに発生する損のことです。
売ることができれば得ることのできた利益(金額)が機会損失額になります。
人気のある商品で、製造が追いつかないものでたびたび発生しますが、これが繰り返し発生する企業は店舗(小売)から信用されなくなるので、問題になります。(企業によっては需要に応える量の生産ができない場合には、小売の信頼確保のため製造中止にすることもあります。)
もっと、「機会損失」について調べてみよう。
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