平成20年 春期 基本情報技術者 午前 問76

ある工場では、これまでに発生した不良品について、発生要因ごとの件数を記録している。
この記録を基に、不良品発生の上位を占める要因と割合を表している図はどれか。

 ア    イ  
 ウ    エ  


答え ア


解説

 ア  発生原因の大きい順に棒グラフにして、折れ線グラフで累積を表しているので、パレート図です。
 イ  発生原因の大きい順に棒グラフになっていますが、折れ線グラフが累積になっていません。
 ウ  発生原因の小さい順の棒グラフになっています。
 エ  中央に発生頻度の大きい原因が来ています。
このグラフは正規分布です。


キーワード
・パレート図

キーワードの解説
  • パレート図
    不良品などについて、発生原因ごとに分類し、発生原因を発生頻度の大きい順に並べて棒グラフにして、累積を折れ線グラフにしたものです。
    パレート図を作成することで、どの発生原因の除去(対処)を行うと、不具合の発生頻度がどの程度改善するか分かるので、対策案を作成するのに使用します。
    パレート図はQC七つ道具の一つです。

もっと、「パレート図」について調べてみよう。

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