平成18年 春期 ソフトウェア開発技術者 午前 問32

ベクトル演算速度だけが現在利用しているコンピュータの6倍のコンピュータを導入する。
処理の60%がベクトル演算で残りが非ベクトル演算とし、その他の条件は何も変わらないとすると、処理速度は約何倍になるか。

 ア  1.5  イ  2.0  ウ  3.0  エ  4.0


答え イ


解説
新しいコンピュータはベクトル演算速度だけが6倍で、処理の60%がベクトル演算なので、処理速度を求める式は、
 0.4+0.6÷6=0.5
である。
これは、以前の2.0倍(イ)の処理速度である。


キーワード
・ベクトル演算

キーワードの解説
  • ベクトル演算
    同一の演算を繰り返すような操作を逐次的に行うのではなく、まとめて一度に行うことです。
    3D表示などを行うときはベクトル演算が行えると、高速な描画が可能になります。
    ベクトル演算が行える計算機をベクトル計算機と呼びます。

もっと、「ベクトル演算」について調べてみよう。

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