平成18年 春期 ソフトウェア開発技術者 午前 問48

プログラムの変更管理の実施に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ここで、障害発生率とは、変更したことによる新たな障害の発生率をいう。

 ア  変更依頼の基準として、変更依頼書の標準形式を決め、依頼時に障害発生率の目標値を決める。
 イ  変更実施の結果の評価基準として、変更作業工数の予測値、障害発生率の目標値を決める。
 ウ  変更の実施基準として、実施のタイミング、障害発生率の目標値を決める。
 エ  変更の分類項目として、影響範囲、必要性、障害発生率を採用する。


答え イ


解説

 ア  障害発生率の目標は依頼する側が決めるものではありません。
 イ  変更管理では計画を立てるときに変更作業工数の予測や、変更作業規模から障害発生率の目標設定を行います。
 ウ  変更の実施基準は、変更要求の重要度を基に行います。
 エ  変更の分類項目として障害発生率は使用しません。


キーワード
・変更管理

キーワードの解説
  • 変更管理
    ソフトウェア開発において、要求仕様の変更要求についての影響を正確に把握し、計画を立てて、変更作業を行い、変更結果を確認するという作業の管理を行うことです。
    システム(プロジェクト)が巨大化すると、様々な変更要求が来るので一元的な管理を行うために行います。

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