DMA制御方式における入出力処理の記述として、最も適切なものはどれか。
ア |
CPUが入出力装置を直接制御することによって、データ転送が行われる。 |
イ |
CPUを介さずに入出力装置と主記憶装置の間のデータ転送が行われる。 |
ウ |
チャネル接続によって入出力装置と主記憶装置の間のデータ転送が行われる。 |
エ |
入出力制御専用のプロセッサによってデータ転送が行われる。 |
答え イ
【解説】
ア |
CPUが行う通常のデータ転送の説明です。 |
イ |
DMAの説明です。DMAの制御はCPUがDMAコントローラ(DMAC)に指示し、DMACが行います。 |
ウ |
チャネルコントローラを使用したデータ転送の説明です。 |
エ |
I/Oデバイスを使用したデータ転送の説明です。 |
【キーワード】
・DMA
【キーワードの解説】
- DMA(Direct Memory Access)
CPUの直接の制御なしにメモリ−メモリ間、メモリ−I/Oデバイス間でデータ転送を行う方法です。
CPUにとって、メモリやI/Oデバイスは速度が遅くCPUがデータの転送を行うとCPUの処理時間の多くをこのデータ転送に割かれ、他の処理が遅くなるため、データ転送をCPUを介さずに行うDMAが使われる。
もっと、「DMA」について調べてみよう。
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