ダイナミックDNS(DNS UPDATE)の説明として、適切なものはどれか。
ア |
PCのIPアドレスが変わっても、そのPCには同じホスト名でアクセスできる。 |
イ |
PCのホスト名が変わっても、そのPCには同じIPアドレスでアクセスできる。 |
ウ |
ネットワークに接続されたPCの起動時に自動的にIPアドレスを割り当てる。 |
エ |
ネットワークに接続されたPCの起動時に自動的にホスト名を割り当てる。 |
答え ア
【解説】
ア |
ダイナミックDNSではIPアドレスが変化したことを、動的に更新するシステムで、IPアドレスが変化しても同じホスト名でアクセスできます。
ダイナミックDNSは、インターネットに公開するサーバにISPから割り当てられるIPアドレスが変わるような場合に利用されます。 |
イ |
ホスト名が変化しても、IPアドレスが同じならばそのままIPアドレスでアクセス可能です。
ただし、DNSによるホスト名からIPアドレスの取得は行えなくなります。 |
ウ |
自動的にIPアドレスを割り当てるのシステムには、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)や、BOOTP(BOOTstrap Protocol)があります。 |
エ |
自動的にホスト名を割り当てるシステムには、BOOTPなどがあります。
BOOTPはIPアドレスやホスト名だけを割り当てるシステムというのではなくネットワーク接続に必要な情報のすべてを割り当てます。 |
【キーワード】
・DNS
【キーワードの解説】
- DNS(Domain Name System)
インターネット上でサーバのホスト名とIPアドレスを対応させるシステムです。
本来であれば、インターネット上のサーバにアクセスするときはIPアドレスを使用すればよいが、IPアドレスが数字の並びで覚えることが困難なので、ホスト名を使用してアクセスが行えるように、クライアントがホスト名をDNSサーバに問い合わせると、IPアドレスを返します。
DNSサーバには自分が管理するドメインについての情報をデータベースとして持っていて、自分自身が管理していないドメインについては上位のDNSサーバに問合せを行う仕組みになっています。
もっと、「DNS」について調べてみよう。
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