a〜cの説明とレビューとの対応について、適切な組合せはどれか。
a |
参加者全員が持ち回りでレビュー責任者を務めながらレビューを行うので、参加者全員の参画意欲が高まる。 |
b |
レビュー対象物の作成者が説明者になり、入力データ値を仮定して、手続きをステップごとに机上でシミュレーションしながらレビューを行う。 |
c |
あらかじめ参加者の役割を決めておくとともに、進行役の議長を固定し、レビューの焦点を絞って迅速にレビュー対象を評価する。 |
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a |
b |
c |
ア |
インスペクション |
ウォークスルー |
ラウンドロビン |
イ |
ウォークスルー |
インスペクション |
ラウンドロビン |
ウ |
ラウンドロビン |
インスペクション |
ウォークスルー |
エ |
ラウンドロビン |
ウォークスルー |
インスペクション |
答え エ
【解説】
各レビュー方法の説明を示します。
ラウンドロビン
(roundrobin) |
ラウンドロビンの意味からわかるように、持ち回りでレビュー責任者を務めながら行うレビュー方法です。
参加者の理解度を高めるのにも適していますが、理解度の低い人がいるとレビューに時間がかかってしまうことがあります。 |
ウォークスルー
(walk-through) |
ウォークスルーの通り抜けるという意味のとおり、手続きを例を示しながら説明するレビュー方法です。
基本的に時間がかかるレビュー方法です。
また、最も多く行われているレビュー方法です。 |
インスペクション
(inspection) |
インスペクションの検査という意味のとおり、レビューの焦点を絞って迅速に行う方法です。
だらだらとした時間ばかりかかるレビューにならないので便利ですが、見落としを防ぐための工夫が必要です。 |
【キーワード】
・レビュー
【キーワードの解説】
- レビュー(review)
基本計画(商品企画)から設計を行い製造までの各フェーズ(ステージ)において、プロジェクトの関係者が集まり、成果物(設計仕様書、評価報告書)などを評価し、問題点を洗い出し、品質を高めるための会議のことです。
レビューには幾つかの手法があり、それぞれに特徴があります。
もっと、「レビュー」について調べてみよう。
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