3層クライアントサーバシステムの特徴として、適切なものはどれか。
ア |
GUIツールの利用によって比較的簡単にプログラムを作成でき、プロトタイピング開発やエンドユーザーコンピューティングに適する。 |
イ |
各層間の相互依存度が比較的少ないので、開発作業を層ごとに並行して行うことができる。 |
ウ |
業務処理とデータベース処理の分離ができないので、クライアント側のアプリケーションの拡張の仕方によってはデータベースアクセス要求が増加し、レスポンスが遅くなる。 |
エ |
業務ロジックに変更が生じた場合、すべてのクライアントにインストールされたプログラムを入れ替える必要がある。 |
答え イ
【解説】
ア |
GUIビルダ機能を持った開発環境の説明です。
例としては、Microsoft Visual Basic(VB)などになります。 |
イ |
3層クライアントサーバシステムの説明です。
説明のとおり、3層クライアントサーバのメリットは、層ごとに個別開発ができること、層間のAPIを合わせれば層単位で変更可能なことです。(例:データ層を入れ替えて、別のデータベースを利用することが可能。) |
ウ |
3層クライアントサーバシステムは、業務処理をファンクション層、データベースアクセスをデータ層に、分離します。 |
エ |
クライアント側のコンピュータにプログラムをインストールするタイプのシステムの説明です。
クライアント側のプログラムのバージョン管理が難しいため、最近ではクライアント側のコンピュータにプログラムをインストール必要のない、Web技術を使ったシステムが多くなってきています。 |
【キーワード】
・3層クライアントサーバシステム
【キーワードの解説】
- 3層クライアントサーバシステム
プログラムを3つの層に大別して作られるシステムのことです。
- ユーザーとのインタフェース部分を制御する、プレゼンテーション層。
- データの加工などの処理を行う、ファンクション層。
- データベースとの処理を行う、データ層
になります。
もっと、「3層クライアントサーバシステム」について調べてみよう。
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