平成19年 春期 ソフトウェア開発技術者 午前 問76

HTTPSを用いて実現できるものはどれか。

 ア  Webサーバ上のファイルの改ざん検知
 イ  クライアント上のウイルス検査
 ウ  クライアントに対する侵入検知
 エ  電子証明書によるサーバ認証


答え エ


解説

 ア  改ざん検知システムの説明です。
サーバ上のデータの改ざん検知システムは幾つか製品として販売されています。
 イ  ウイルス検出プログラムの説明です。
こちらも色々な製品が出ています。(自宅のPCにも導入しましょうね。)
 ウ  侵入検知システムの説明です。
侵入検知システムは、IDS(Intrusion Detection system)と呼ばれます。
 エ  HTTPSの説明です。
HTTPSを使っていてもユーザーが意識する必要はありません。ただ、パスワード、クレジットカード番号など個人情報を入力するWebページでHTTPSを使用していないところは、セキュリティに対する意識が低いので注意が必要です。(情報漏えいの危険があります。)


キーワード
・HTTPS

キーワードの解説
  • HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)
    インターネットのWebシステムで使用されるHTTPにSSLによるデータ暗号化、認証機能を追加したプロトコル(通信仕様、手順)です。
    HTTPSを利用することで、盗聴、改ざん、なりすましを防ぎ安全な通信を行うことが可能です。
    Microsoft社のInternetExplorerではHTTPS対応のサーバにアクセスすると、ウィンドウ下のステータスバーに南京錠マークが表示されます。

もっと、「HTTPS」について調べてみよう。

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