UMLの説明のうち、適切なものはどれか。
ア |
UMLでは、アクターから見たシステムの振る舞いをユースケース図で表現する。 |
イ |
UMLでは、システムを構成するクラスとその間の動的な関係をクラス図で表現する。 |
ウ |
UMLは、特にクライアントサーバシステムを意識して標準化したプログラム言語である。 |
エ |
UMLは、モデルの表現記法及びソフトウェア開発プロセスを標準化している。 |
答え ア
【解説】
ア |
ユースケース図(use case diagram)は、システムを利用するもの(利用者、接続する他のシステム)をアクター(actor)として、システムにはどのようなアクターがいるのか、アクターから見たシステムの振る舞いがどういったものなのかを図で表現したものです。 |
イ |
クラス図は静的な関係を表現します。動的な関係を表現するにはオブジェクト図を使用します。 |
ウ |
UMLは、オブジェクト指向を意識して標準化したモデリング言語です。 |
エ |
UMLに開発プロセスの標準化は含まれません。 |
【キーワード】
・UML
【キーワードの解説】
- UML(Unified Modeling Language、統一モデリング言語)
オブジェクト指向のプログラム開発を行うときに、システムの構造や振る舞いをモデル化(抽象化)した図(ダイアグラム)で表現するための記法について定めたものです。
UMLでは構造図や振る舞い図など複数のダイアグラムの記法があります。
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