平成20年 春期 ソフトウェア開発技術者 午前 問64

関係代数における直積に関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  ある属性の値を条件に付加し、その条件を満たすすべてのタプルの集合である。
 イ  ある一つの関係の指定された属性だけを残して、ほかの属性を取り去って得られる属性の集合である。
 ウ  二つの関係における、あらかじめ指定されている二つの属性の2項関係を満たすすべてのタプルの組合せの集合である。
 エ  二つの関係における、全てのタプルの組合せの集合である。


答え エ


解説

 ア  関係代数の“制限(選択)”の説明です。
 イ  関係代数の“差”の説明です。
 ウ  関係代数の“結合”の説明です。
 エ  関係代数の“直積”の説明です。


キーワード
・関係代数

キーワードの解説
  • 関係代数
    関係データベースにおいて、集合論などによって関係のあるデータを扱うための代数的な演算です。
    関係代数の主な演算子としては、和、差、交わり、直積、制限、射影、結合、商の8種類があります。

もっと、「関係代数」について調べてみよう。

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