H30 技術士(情報工学)ソフトウェア工学 II-1-4:SWEBOKとPMBOKとCMMI


SWEBOKは、ソフトウェア開発技術者は知っていなければならない技術的内容をまとめたもので、要件定義から設定、実装、テストの各作業工程についてだけでなく、開発を効率よく行うための開発環境の整備なども書かれている。SWEBOKに書かれた内容に沿ってソフトウェア開発を行うことで作業の漏れをなくし、効率の良いソフトウェア開発を行うことができる。
PMBOKは、ソフトウェア開発プロジェクトのマネジメントについて書かれたもので、プロジェクトマネジメントで管理すべき9つの項目についてまとめられている。ソフトウェアプロジェクトは高機能化しマネジメントが困難になっているので効率よく確実にプロジェクトマネジメントを行うために活用する。
CMMIは、ソフトウェア開発チームの成熟度をまとめたもので、場当たり的開発から自らが開発チームの問題点に気付きそれを解決し成長できるようになるために行うべきことが書かれている。ソフトウェア開発チームは自分たちのレベルを確認し、より高いレベルになるためにやるべきことを認識し実行するようにする。


[Intermission]
SWEBOKとPMBOK、CMMIとこれもプロジェクトマネージャ試験に出題されることが多く、勉強したことがある内容なので書きやすかったのですが、これも期待される内容なのか自信がないです。
こういった問題というのは、勘繰りたくなってしまいますね。



戻る 一覧へ