インターネット上で通信販売を行っているA社は、販売促進策として他社が発行するメールマガジンに自社製品Yの広告を出すことにした。広告は、メールマガジンの購読者が広告中のURLをクリックすると、その商品ページが表示される仕組みになっている。この販売促進策の前提を表のとおりにしたとき、この販売促進策で収支がマイナスとならないようにするには、商品Yの販売価格は少なくとも何円以上である必要があるか。 ここで、購入者による商品Yの購入は1人1個に限定されるものとする。また、他のコストは考えないものとする。
@ | メールマガジンの購読者数 | 100,000人 |
A | @のうち、広告中のURLをクリックする割合 | 2% |
B | Aのうち、商品Yを購入する割合 | 10% |
C | 商品Yの1個当たりの原価 | 1,000円 |
D | 販売促進策に掛かる費用の総額 | 200,000円 |
ア | 1,020 |
イ | 1,100 |
ウ | 1,500 |
エ | 2,000 |
答え エ
【解説】
メールマガジンの購読者数100,000人が広告中のURLをクリックしさらに商品Yを購入する人数は
100,000人×2%×10% = 200人
になり、1人1個商品Yを購入するので販売数は200個になる。
したがって、商品Yの原価と販売促進策の合計は
1,000円×200個 + 200,000円 = 400,000円
これから、赤字にならない1個当たりの販売価格を求めると
400,000円÷200個 = 2,000円
(エ)になる。
【キーワード】
・メールマガジン