2020年 秋期 応用情報技術者 午前 問58

システム監査基準(平成30年)におけるウォークスルー法の説明として、最も適切なものはどれか。

 ア  あらかじめシステム監査人が準備したテスト用データを監査対象プログラムで処理し、期待した結果が出力されるかどうか確かめる。
 イ  監査対象の実体を確かめるために、システム監査人が、直接、関係者に口頭で問い合わせ、回答を入手する。
 ウ  監査対象の状況に関する監査証拠を入手するために、システム監査人が、関連する資料及び文書類を入手し、内容を点検する。
 エ  データの生成から入力、処理、出力、活用までのプロセス、及び組み込まれているコントロールを、システム監査人が、書面上で、又は実際に追跡する。


答え エ


解説

 ア  あらかじめシステム監査人が準備したテスト用データを監査対象プログラムで処理し、期待した結果が出力されるかどうか確かめるのは、テストデータ法です。
 イ  監査対象の実体を確かめるために、システム監査人が、直接、関係者に口頭で問い合わせ、回答を入手するのは、インタビュー法です。
 ウ  監査対象の状況に関する監査証拠を入手するために、システム監査人が、関連する資料及び文書類を入手し、内容を点検するのは、ドキュメントレビュー法です。
 エ  データの生成から入力、処理、出力、活用までのプロセス、及び組み込まれているコントロールを、システム監査人が、書面上で、又は実際に追跡するのは、ウォークスルー法です。


キーワード
・システム監査基準

キーワードの解説

戻る 一覧へ 次へ