システム監査基準(平成30年)における、システム監査の品質に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア | 外部の専門事業者に監査業務の実施を委託し、独立性の観点から、監査の品質官営体制の確認を含めて全てを任せる。 |
イ | 監査業務の品質を維持し、向上させるために、組織体内部による点検・評価を行う必要はなく、組織体外部の独立した主体による点検・評価を実施する。 |
ウ | 監査に対する監査依頼者のニーズを満たしているかどうかを含め、監査品質を確保するための体制を整備する。 |
エ | システム監査基準は監査業務を実施するためのテンプレートを規定しており、それを利用することによって監査業務の品質を確保する。 |
答え ウ
【解説】
システム監査基準には【基準3】システム監査に対するニーズの把握と品質の確保で『システム監査は、任意監査(法令等によって強制されない監査)であることから、基本的にはシステム監査の依頼者(通例、業務執行の最高責任者であるが、内部監査を所管する役職員、又はモニタリング機能を担う役職員等の場合もある。)がいかなるニーズをもっているかを十分に踏まえたものでなければならない。また、システム監査に対するニーズを満たしているかどうかを含め、一定の監査品質を確保するための体制の整備が必要である。』と書かれています。
【キーワード】
・システム監査基準