PMBOKガイド第6版によれば、プロジェクト・スケジュール・マネジメントにおけるプロセス“スケジュールの作成”のツールと技法の特徴のうち、資源平準化の特徴はどれか。
ア | アクティビティの開始日と終了日を調整するので、クリティカル・パスが変わる原因となることが多い。 |
イ | アクティビティは、属しているフリー・フロート及びトータル・フロートの大きさの範囲内に限って遅らせることができる。 |
ウ | アクティビティを調整しても、クリティカル・パスが変わることはなく、完了日を遅らせるようなこともない。 |
エ | スケジュール・モデル内で、論理ネットワーク・パスにけるスケジュールの柔軟性が評価できる。 |
答え ア
【解説】
プロジェクトの計画を作るときに要員や機材などの必要なリソースの量を確認すると、プロジェクトで用意できる量よりも超えている期間があり、その期間のアクティビティ(作業)を他の資源に余裕のある期間に移す資源平準化を行います。
この資源平準化を行うと移動するアクティビティがクリティカル・パス上にあった場合はクリティカル・パスが変わってしまいます。
【キーワード】
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