ページング方式の仮想記憶において、ページアクセス時に発生する事象をその回数の多い順に並べたものはどれか。 ここで、A ≥B は、A の回数がB の回数以上、A = B は、A とB の回数が同じであrことを示す。
ア | ページアウト ≥ ページイン ≥ ページフォールト |
イ | ページアウト ≥ ページフォールト ≥ ページイン |
ウ | ページフォールト = ページアウト ≥ ページイン |
エ | ページフォールト = ページイン ≥ ページアウト |
答え エ
【解説】
ページング方式の仮想記憶でページフォールトはアクセスするデータが主記憶にないこと、ページインは仮想メモリから主記憶にデータを読み込むすること、ページアウトは主記憶から仮想メモリにデータを書き出すことです。
ページインはページフォールトが発生したときに行われるのでページインとページアウトの回数は同じになります。
起動時は主記憶にデータがない状態なのでページフォールト→ページインが主記憶がいっぱいになるまで発生し、その後はページフォールト→ページアウト→ページインが行われるので、それぞれの解数は
ページフォールト = ページイン ≥ ページアウト
(エ)になります。
【キーワード】
・仮想記憶
・ページング方式