EVMで管理しているプロジェクトがある。
図は、プロジェクトの開始日から完了予定日までの期間の半分が経過して時点の状況である。
完成時総予算(BAC)どおりに完了させるために達成することが必要となるコスト効率の指標である残作業効率指標(TCPI)の値はどれか。
ここで、TCPIは小数第2位を四捨五入するものとする。
答え ウ
【解説】
EVMの図において
- PV(Planned Value)
計画時に予定したコストを表します。
- EV(Earned Value)
その時点で完了した作業の価値を表します。
- AC(Actual Cost、実コスト)
その時点で実際にかかっているコストを表します。
で、現時点でPVよりEVが低いので作業が遅れていることがわかる。
また、ACよりEVが低いのでコストが多くかかっていることがわかる。
残作業効率指標(To Complete Performance Index、TCPI)は、残りの作業を予算内に収めるために達成されるべきパフォーマンスで、計算式は
TCPI = (BAC - EV)÷(BAC - AC)
であり、この式に図の数値を当てはめると
TCPI = (100 - 34)÷(100 - 40) = 64÷60 = 1
.066…
で、小数第2位を四捨五入して
1.1(ウ)になる。