様々なサイズのメモリ資源を使用するリアルタイムシステムのメモリプール管理において、可変長方式と比べた場合の固定長方式の特徴として、適切なものはどれか。
ア | メモリ効率が良く、獲得及び返却の処理速度は遅く一定である。 |
イ | メモリ効率が良く、獲得及び返却の処理速度は遅く不定である。 |
ウ | メモリ効率が悪く、獲得及び返却の処理速度は速く一定である。 |
エ | メモリ効率が悪く、獲得及び返却の処理速度は速く不定である。 |
答え ウ
【解説】
メモリプールの固定長方式は、OSが管理しているメモリ領域を固定長に分割して、獲得や返却の要求に対し処理を行っている。
獲得要求で求められるサイズにかかわらず固定長のエリアを割り当てるため、メモリの使用効率は悪くなる。
獲得や返却時の処理は固定長に分割した各領域のインデックスを操作することだけで行えるので処理速度は速く、一定である。
【キーワード】
・メモリプール