リアルタイムOSのマルチタスク管理機能において、タスクAが実行状態から実行可能状態へ遷移するのはどの場合か。
ア | タスクAが入出力要求のシステムコールを発行した。 |
イ | タスクAが優先度の低いタスクBに対してメッセージ送信を送った。 |
ウ | タスクAより優先度の高いタスクBが実行状態となった。 |
エ | タスクAより優先度の高いタスクBが待ち状態となった。 |
答え ウ
【解説】
ア | 入出力要求のシステムコールを発行すると待ち状態に遷移します。 |
イ | 優先度の低いタスクにメッセージを送っての状態は変化しません。 |
ウ | 優先度の高いタスクが実行可能状態になると、実行中の優先度の低いタスクは処理を中断し実行可能状態に遷移します。 |
エ | タスクの実行中に他のタスクが待ち状態になることはありません。 |
【キーワード】
・タスクの状態