図のようなルータ1とルータ2及び負荷分散装置を使ったマルチホーミングが可能な構成において、クライアントから接続先サーバあてのパケットに対する負荷分散装置の処理として、適切なものはどれか。
ア | あて先IPアドレスはそのままで、あて先MACアドレスを接続先サーバのMACアドレスに置き換える。 |
イ | あて先IPアドレスはそのままで、あて先MACアドレスをルータ1又はルータ2のMACアドレスに置き換える。 |
ウ | あて先MACアドレスはそのままで、あて先IPアドレスを接続先ルータのIPアドレスに置き換える。 |
エ | あて先MACアドレスはそのままで、あて先IPアドレスをルータ1又はルータ2のIPアドレスに置き換える。 |
答え イ
【解説】
クライアントから接続先のサーバに送信を行う場合、あて先IPアドレスは接続先サーバ、あて先MACアドレスは負荷分散装置になります。(どのクライアントからでも同じ。)
負荷分散装置ではクライアントからの送信をルータ1(ISP1)とルータ2(ISP2)に割り振りを行いますが、そのためにはあて先IPアドレスは接続先サーバのままで、MACアドレスをルータ1又はルータ2のMACアドレスに置き換えを行います。
したがって、あて先IPアドレスはそのままで、あて先MACアドレスをルータ1又はルータ2のMACアドレスに置き換える。(イ)になります。
【キーワード】
・マルチホーミング