情報システムの全体計画立案のためにE-Rモデルを用いて会社のデータモデルを作成する手順はどれか。
ア | 管理層の業務から機能を抽出し、機能をエンティティとする。 次に、機能の相互関係に基づいてリレーションシップを定義する。 さらに、会社の帳票類を調査、整理し、正規化された項目に基づいて属性を定義し、全社のデータモデルとする。 |
イ | 企業の全体像を把握するため、基本的なエンティティだけを抽出し、それらの相互間のリレーションシップを含めて、鳥 次にエンティティを詳細化し、すべてのリレーションシップを明確にしたものを全社のデータモデルとする。 |
ウ | 業務層の現状システムを分析し、エンティティとリレーションシップを抽出する。 それぞれについて適切な属性を定め、これらを基にE-R図を作成し、それを抽象化して、全社のデータモデルを作成する。 |
エ | 全社のデータとその処理過程を分析し、重要な処理を行っている業務を基本エンティティとする。 次に、基本エンティティ相互のデータの流れをリレーションシップとしてとらえ、適切な識別名を与える。 さらに、基本エンティティと関係あるデータを属性とし、全社のデータモデルを作成する。 |
答え イ
【解説】
企業レベルといった巨大な組織の事業のデータモデルを作成する場合には、組織が行っている事業をエンティティとしてとらえ、それらの関係をリレーションシップとして全体像を描いた後、各エンティティを細分化し、リレーションシップを明らかにしていきます。(イ)
【キーワード】
・E-R図