図のようなIPネットワークのLAN環境で、ホストAからホストBにパケットを送信する。
LAN1において、パケット内のイーサネットフレームのあて先とIPデータグラムのあて先の組合せとして、適切なものはどれか。
ここで、図中のMACn /IPm はホスト又はルータがもつインタフェースのMACアドレスとIPアドレスを示す。
イーサネットフレームのあて先 | IPデータグラムのあて先 | |
ア | MAC2 | IP2 |
イ | MAC2 | IP3 |
ウ | MAC3 | IP2 |
エ | MAC3 | IP3 |
答え ウ
【解説】
ホスト1からホスト2にデータを送信する場合、ルータ越えになるので、ルータを通過するようなあて先の指定を行います。
IPアドレスは最終的なあて先であるホスト2を指定し、MACアドレスはルータのホストAと同じサブネット側のインタフェースを指定します。
すなわち、イーサネットフレームのあて先:MAC3、IPデータグラムのあて先:IP2(ウ)になります。
なお、ルータからホスト2のパケットのあて先アドレスはイーサネットフレームのあて先:MAC2、IPデータグラムのあて先:IP2なります。
【キーワード】
・ルータ越え