平成22年 秋期 応用情報技術者 午前 問43

Autorun.infを悪用したUSBワームの説明のうち、適切なものはどれか。

 ア  USB接続可能なICレコーダは、音声データを取り扱うものなので、USBワームに感染することはない。
 イ  暗号化USBメモリは、メモリ上のデータが暗号化されているので、USBワームに感染することはない。
 ウ  自動実行するワーム自体をUSBメモリ内のAutorun.infファイルに埋め込む。
 エ  特定ワームのファイル名を登録したAutorun.infファイルをUSBメモリ内に生成する。


答え エ


解説

 ア  USB接続するICレコーダ(や音楽プレーヤ)も、OSレベルではUSBメモリと同じなのでAutorun.infを悪用したUSBワームに感染します。
 イ  暗号化USBメモリでもAutorun.infを悪用したUSBワームに感染します。
 ウ  Autorun.infを悪用したUSBワームは、USBメモリ内にAutorun.infファイルを作成(修正)します。
 エ  Autorun.infを悪用したUSBワームは、USBメモリ内のAutorun.infファイルに感染させたいワームのファイル名を登録します。
※ハードディスクのルートディレクトリにAutorun.infファイルがあったら、そのPCはコンピュータウイルスに感染しています。


キーワード
・Autorun.infファイル

キーワードの解説

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