LANケーブルに関する説明として、適切なものはどれか。
ア | LANケーブル内の対になった導線がより線となっているのは、導線に発生する外来ノイズを減らすためであり、ケーブル内のすべての対のピッチは均一のほうが効果が高い。 |
イ | カテゴリ5EのUTPケーブルは1000BASE-Tで利用される非シールドより対線であり、2本の導線が4対納められている。 |
ウ | カテゴリ6のUTPケーブルを使用する1000BASE-TXでは、1対のより線で250Mビット/秒のデータを上り下り同時に送り、4対合計で1Gビット/秒の全二重通信を実現している。 |
エ | 対線は2本の導線の電位差で情報を伝え、この対線に発生する外来ノイズの大きさは2本の導線の間隔に反比例する。 |
答え イ
【解説】
ア | LANケーブル内のより対線のピッチを対(ペア)によって変えることで外来ノイズをより減らすことができます。 |
イ | カテゴリ5EのUTP(Unshield Twisted Pair)ケーブルはシールドがなく、中に2本のより対線が4組、計8本納められています。 |
ウ | 1000BASE-TXでは1対のより線で500Mビット/秒のデータを伝送し、上り用に2組、下り用に2組使用し、上り下りそれぞれ1Gビット/秒を実現します。 |
エ | より対線に発生する外来ノイズの大きさは2本の導線の間隔に比例します。 |
【キーワード】
・ツイストペアケーブル