平成24年 春期 ITパスポート 問36

内部統制を考慮した職務分掌として、適切なものはどれか。

 ア  申請者自身が承認を行えないように定めた。
 イ  長期不在となる上司の権限を部下に委譲した。
 ウ  早番の担当者の残作業を遅番の担当者に引き継いだ。
 エ  一つの作業を複数人で手分けして実施した。


答え ア


解説

 ア  不正な承認が行われないよう、申請者と承認者が同じという状況は避けるべきです。
 イ  部下に権限を委譲するのがいいとは限りません。
内容によっては上司に権限を移す必要もあります。
 ウ  業務をスムーズに行うために必要ですが、内部統制ではありません。
 エ  作業を互いに監視するという意味では内部統制になりますが、納期短縮という意味が強い行為になります。


キーワード
・内部統制

キーワードの解説

戻る 一覧へ 次へ