ITサービスマネジメントのイベント管理における、フィルタリングのレベルの設定方針のうち、適切なものはどれか。
ア | 既知のエラーに関するイベントだけを、検出するようにレベルを設定する。 |
イ | ささいなイベントも漏らさず、全てを検出できるようにレベルを設定する。 |
ウ | 事前に設計され、合意された設定レベルを変更せずに固定する。 |
エ | 有効性評価プロセスでの評価結果に基づき、設定レベルを継続的に見直す。 |
答え エ
【解説】
ITサービスマネジメントにおいて、システムを運用する間に発生する異常事態をイベントといい、影響度が大きくなるものをインシデントといいます。
イベント発生を認知して、その影響を分析するプロセスをイベント管理といい、インシデントにエスカレートしたときに、影響を最少化し、迅速な回復を図るプロセスをインシデント管理といいます。
イベント管理におけるフィルタリングの設定は、システムを運用しイベントデータ多くなると傾向などがわかり、有効なフィルタリングができるようになるので、有効性評価プロセスでの評価結果に基づき、設定レベルを継続的に見直す(エ)が必要です。
【キーワード】
・ITサービスマネジメント