平成26年 秋期 応用情報技術者 午前 問15

プログラムの実行時に利用される記憶領域にスタック領域とヒープ領域がある。
それらの領域に関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  サブルーチンからの戻り番地の退避にはスタック領域が、割当てと解放の順序に関連のないデータにはヒープ領域が使用される。
 イ  スタック領域には未使用領域が存在するが、ヒープ領域には未使用領域は存在しない。
 ウ  ヒープ領域はスタック領域の予備領域であり、スタック領域が一杯になった場合にヒープ領域が動的に使用される。
 エ  ヒープ領域も構造的にはスタックと同じプッシュポップの操作によって、データの格納と取出しを行う。


答え ア


解説

 ア  一時的に記憶しておくサブルーチンの戻り番地の退避にはスタック領域が使用され、順不同の割り当てと解放が行われるデータはヒープ領域が使用されます。
 イ  スタック領域、ヒープ領域ともに未使用領域が存在します。
 ウ  ヒープ領域とスタック領域はまったく別に管理されています。
 エ  スタック領域の操作はプッシュ、ポップで行いますが、ヒープ領域は双方向リストなので操作方法は異なります。


キーワード
・スタック領域
・ヒープ領域

キーワードの解説

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