分散データベースにおいて図のようなコマンドシーケンスがあった。
調停者がシーケンスaで発行したコマンドはどれか。
ここで、コマンドシーケンスの記述にUMLのシーケンス図の記法を用いる。
ア | COMMITの実行要求 |
イ | ROLLBACKの実行要求 |
ウ | 判定コードの書出し要求 |
エ | ログ書出しの実行要求 |
答え イ
【解説】
調停者がシステム1、システム2に対してUPDATEを行っているのでデータベースは操作されています。
このデータベースに対しCOMMIT可否問合せを行いシステム2から『否』が返っているので、先に行ったUPDATEを取り消す処理を行い、データベースに対して行ったUPDATE操作を元に戻し、要求者の行った処理を失敗にするので、aに入るのはROLLBACKの実行要求(イ)になります。
【キーワード】
・分散データベース