関係“注文記録”の属性間に@〜Eの関数従属性があり、それに基づいて第3正規形まで正規化を行って、“商品”、“顧客”、“注文”、“注文明細”の各関係に分解した。
関係“注文明細”として、適切なものはどれか。
ここで、{X, Y} は、属性XとYの組みを表し、X→Yは、XがYを関数的に決定することを表す。
また、実線の下線は主キーを表す。
注文記録(注文番号, 注文日, 顧客番号, 顧客名, 商品番号, 商品名, 数量, 販売単価)
[関数従属性]
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ア | 注文明細(注文番号, 数量, 販売単価) |
イ | 注文明細(注文番号, 顧客番号, 数量, 販売単価) |
ウ | 注文明細(注文番号, 顧客番号, 商品番号, 顧客名, 数量, 販売単価) |
エ | 注文明細(注文番号, 商品番号, 数量, 販売単価) |
答え エ
【解説】
関数従属性の@〜Eから注文番号と顧客番号は第3正規形まで正規化した注文明細の主キーになり、@ABEから注文日、顧客番号、顧客名、商品名は第3正規形まで正規化した注文明細には含まれない。
また、CDから販売単価、商品名は第3正規形まで正規化した注文明細に含まれるので
注文明細(注文番号, 商品番号, 数量, 販売単価)
(エ)になる。
【キーワード】
・正規形