システムの信頼性評価項目であるRASISのうち、Integrity(完全性)を高める方法を説明したものはどれか。
ア | データベースが格納されている磁気ディスク障害情報を、保守業者に自動通報することによって、故障発生から復旧までの時間を短縮する。 |
イ | データベースに格納されている個人情報を暗号化するなど、不正アクセスによる個人情報の盗難に備える。 |
ウ | 排他制御を行うことによって、複数の利用者が同時にデータベースの更新処理を行う場合でも、データの整合性を保証する。 |
エ | 複数のコンピュータに同じ処理を実行させ、処理結果をデータベースに格納しておくことによって、内容の一致を確認しながら処理を進める。 |
答え ウ
【解説】
ア | データベースが格納されている磁気ディスク障害情報を、保守業者に自動通報することによって、故障発生から復旧までの時間を短縮するのは、Availability(可用性)です。 |
イ | データベースに格納されている個人情報を暗号化するなど、不正アクセスによる個人情報の盗難に備えるのは、Security(機密性)です。 |
ウ | 排他制御を行うことによって、複数の利用者が同時にデータベースの更新処理を行う場合でも、データの整合性を保証するのは、Integrity(完全性)です。 |
エ | 複数のコンピュータに同じ処理を実行させ、処理結果をデータベースに格納しておくことによって、内容の一致を確認しながら処理を進めるのは、Reliability(信頼性)です。 |
【キーワード】
・RASIS