平成27年 春期 応用情報技術者 午前 問53

あるプログラムの設計から結合テストまでの開発工数ごとの見積工数を表1に示す。
また、この間の開発工程ごとの上級SEと初級SEの要員割当てを表2に示す。
上級SEは、初級SEに比べて、プログラムの作成・単体テストについて2倍の生産性を有する。
表1の見積工数は、上級SEを基に算出している。
全ての開発工程で、上級SEを1人追加して割り当てると、この間の開発工程の期間を何か月短縮できるか。
ここで、開発工程の期間は重複させないものとし、要員全員が1カ月当たり1人月の工数を投入するものとする。

表1
開発工程 見積工数
(人月)
設計 6
プログラム作成・単体テスト 12
結合テスト 12
合計 30
表2
開発工数 要員割当て(人)
上級SE 初級SE
設計 2 0
プログラム作成・単体テスト 2 2
結合テスト 2 0

 ア  1
 イ  2
 ウ  3
 エ  4


答え エ


解説
上級SEを追加しない場合と追加した場合の開発期間を求める。

したがって、上級SEを1人追加することで13か月 - 9か月 = 4か月(エ)の期間を短縮できる。


キーワード
・人月

キーワードの解説

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