平成28年 春期 基本情報技術者 午前 問10

RISCプロセツサの5段パイプラインの命令実行制御の順序はどれか。
ここで、このパイプラインのステージは次の五つとする。

@書込み
A実行とアドレス生成
B命令デコードとレジスタファイル読出し
C命令フェッチ
Dメモリアクセス

 ア  B、C、A、D、@
 イ  B、D、A、C、@
 ウ  C、B、A、D、@
 エ  C、D、B、A、@


答え ウ


解説
CPUが命令を実行するためには命令読み込み(F)、命令解読(D)、アドレス計算(A)、オペランド呼出し(R)、実行(E)と複数ステージの動作を行う必要があり、これをCPUの動作クロックに合わせて行うと1命令処理するのに時間がかかる。
そのため、CPUの動作ステージを1つずつずらして複数の命令を処理できるようにして、処理速度を向上させるものがパイプラインです。
したがって、実行順は
 C命令フェッチ
 B命令デコードとレジスタファイル読出し
 A実行とアドレス生成
 Dメモリアクセス
 @書込み
(ウ)になります。


キーワード
・RISC

キーワードの解説

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