組込みシステムにおけるハードウェアとソフトウェアのコデザインの説明として適切なものはどれか。
ア | ハードウェアとソフトウェアとの開発を独立に並行して行い、それぞれの完了後に組み合わせて統合テストを行う手法 |
イ | ハードウェアとソフトウェアの切り分けをシミュレーションによって十分検証し、その後もシミュレーションを活用しながらハードウェアとソフトウェアを並行して開発していく手法 |
ウ | ハードウェア開発をアウトソーシングし、ソフトウェア開発に注力することによって、短期間に高機能の製品を市場に出す手法 |
エ | ハードウェアをプラットフォーム化し、主にソフトウェアで機能を差別化することによって、短期間に多数の製品ラインナップを構築する手法 |
答え イ
【解説】
コデザインは、ハードウェアとソフトウェアの切り分けをシミュレーションによって先行して十分検証し、その後もシミュレーションを活用しながらハードウェアとソフトウェアを並行して開発していく手法(イ)です。
コデザインを行うことで従来のようなハードウェアの開発を先行して行う方法よりも開発期間を短縮できます。
また、ハードウェアとソフトウェアの分担が適切であるため、どちらかが無理な開発をすることがなくなり、品質も良くなります。
【キーワード】
・コデザイン